中川たくまさんが活版印刷を始めるという.
ワークススタッフたちも、自分の名刺は活版印刷にしている.
どうして絶滅危惧種の技術に、そんなにこだわるのか、わからなかった.
中川さんが弟子入りして継承することになった、活版印刷所の寺尾さんを紹介する
「アルバス」の写真展をのぞいた.
気が遠くなりそうな活字の種類と数.
名刺一枚つくるための活版の存在感.
インクが染みた黒く重い部品の数々.
写真とコンピュータが駆逐した、手の痕跡をもつ技術はなつかしくあたたかだった.
白くて軽い大きなものが、黒くて重い小さなものを凌駕してゆく時代の中で、
”かわいい”ものにこだわり、”愛しい”人を大切にする.
またひとつ教えてもらった.
今日はワークス大掃除と忘年会.