佐世保市日宇 樋口眼科
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昨年の10月10日に、HPをご覧になった樋口先生ご夫妻が、
佐世保から大手門ワークスを訪ねて来られて、
「4月1日に眼科を開業します。予算は○○ですができますか?」
からのスタートでした。

テナントとして入居予定の鉄筋コンクリート造の2階建てのビルは
ずっと以前に医院併用住宅として使われていたもので、家主さん側の
解体、改修工事と入居側の内装工事との区分調整が必要でした。
幸運なことに、管理する不動産会社とは以前仕事をしたことがあり、
迅速に対応していただけました。

ブランディングとグラフィックデザインは中川たくまさんが参加して、
毎週打ち合わせを行い、手術室のある眼科医院の設計がまとまりました。

次は、施工会社の選定です。
躯体工事を伴わない内装工事なので、建設会社と請負契約を結ぶのではなく、
昔から気心の知れた佐世保の設備工事会社二宮機工さんを中心に、
柔軟、迅速,心意気をモットーにする施工チームを編成しました。
電気工事はサンエレック、内装は富士文化工業。
竣工後の保守メンテナンスも頼りになります。
そして製作家具はノマドデザイン。

1ヶ月半の工事でした。
外観は玄関部分を少し改造しただけで、後は全く手を加えていません。
木を基調にしたインテリアが白い箱の外に表出するだけのデザイン。

4月3日に内覧会。
4月8日の開院です。
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今回しみじみ感じたのは、一つの医院を立ち上げる医師のなみなみならぬご苦労でした。
研究と診療に集中して研鑽を積んできた医師が新規に開業するのは、起業するということ。
金融、不動産、建築、医療機器、申請手続、ブランディング、宣伝、採用、人事、経営。
そして大切な家族のこと。
全てのことを同時並行的に判断しながら、プロジェクトの陣頭指揮をとります。
しかもきわめて短期間のうちに決断しながら。
医療関連のコンサルタントがサポートしている例は多いのですが、今回は、医師と奥さまがプロジェクトリーダー。
おふたりの笑顔に後押しされながら、プロジェクトは進行しました。

樋口眼科は佐世保のまちの人々にたよりされる素敵な診療所に、きっとなります。

二宮機工の二宮さん
サンエレックの久家さん
富士文化工業の池永さん、片岡さん
リッツメディカルの野瀬さん
永田不動産の永田さん
そして
nomade design の蔵谷さん
青い月の中川さん

ありがとうございました。
by yoshiaki_works | 2010-03-31 10:31 | 建築 | Comments(0)


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