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キリシタン資料館(旧ラテン神学校)と洋館
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結局グラバー園には入場せず、周りの石畳と、まだ使われている洋館や庭先を眺めながら、秋風を楽しみました。
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by yoshiaki_works | 2008-09-26 20:51 | | Comments(0)
大浦天主堂(日本二十六聖殉教者天主堂)
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大浦天主堂は西九州に残る数多くの教会建築の中でも最も洗練されて美しい建物です。
国宝です。
尖頭アーチをモチーフにするゴシック様式を採用して、神父の指導の下に天草の大工が腕を振るったと聞いています。
港を見下ろして階段の上に建つファサードは、繊細な一本の鐘楼を抱いて、見事なプロポーションです。
小さいながらも内部は身廊と両側廊を持つ本格的な平面形です。
天井は木製のリブで軽やかにアーチを形成して、天井面は竹小舞に漆喰仕上げだったと記憶しています。「こうもり天井」と呼ばれています。

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外海や五島列島に残る教会群は、この大浦天主堂ほど洗練された建物ではありません。
ずっと小さかったり、単純だったり、土臭いディテールだったりします。
しかし、それらの天主堂達には生活感のある独特な魅力があります。

西九州に残る教会群を世界遺産に登録する活動も活発で、上五島に多く残る教会建築をめぐる船とバスのツアーも企画されているようです。
機会があったら訪ねてみてください。

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こうして港を見下ろす大浦天主堂を改めてみると、長崎の街の風景がずいぶん変わったことに気づかされます。
天主堂の周辺にホテルなどの多くの建物が増えています。
港も出島の辺りは大きく埋め立てられて、県立美術館とAIGが公園の中に建っています。
大波止は現代建築がひしめいています。
そして長崎の街にも高層建築が目立つようになりました。

正面の丘の麓、西坂26聖人殉教の地を見つめる天主堂の鐘楼が小さく見えます。
by yoshiaki_works | 2008-09-25 11:37 | 建築 | Comments(0)
長崎 南山手
外海のお墓参りをすませて、これまた久しぶり(20年ぶりくらい)に長崎南山手の周辺を散策しました。

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私の記憶にある南山手とはとんでもかけ離れた風景が広がっていました。

学生時代は南山手の洋館を実測する手伝いもしていたので、とても身近に感じていた地区なのですが、天主堂までの石畳にはみやげ物屋が溢れ、グラバー邸はエスカレーターやエレヴェーターや動く歩道で情緒もへったくれもなく、村長は半分泣きべそ状態。

自分が育った町の景観計画に寄与できるならば、ボランティアでも参画したいと思いました。

でも、一般の人が通行する通りにも、エレベーターとエスカレーターが設置してあることは素直に評価します。



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そして、参道途中の童話館は好印象でした。

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大浦天主堂はその繊細なたたずまいを変えていませんでした。
お御堂の中のオルガンにステンドガラス越しの陽が揺らめいていました。

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ここでも、マリア様はやさしげに、港の様子を見ていらっしゃいました。
by yoshiaki_works | 2008-09-24 18:31 | | Comments(6)
おでん
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うまいおでんを食べさせてくれるお店を見つけたよ。

西中洲の小料理「悦」

素材の味がしっかりしているおでんは美味しく、女将の悦子さんがまた素敵です。
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これが美味かった「野菜盛り合わせ」おでん。

名物の蛸は品切れで食べ損なったけど、よそに運ばれていくのをみるとえらい大きかったぞ。
by yoshiaki_works | 2008-09-21 13:43 | | Comments(0)
敬老の日
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敬老の日に離島の親父に、家内が花の苗を少し送ってくれました。
クロネコヤマトで送料1090円。九州内なら離島も同じ値段。

翌日さっそく電話がかかってきて、親父が喜んでいました。
by yoshiaki_works | 2008-09-16 16:23 | 徒然 | Comments(0)
青井阿蘇神社
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人吉駅前の国宝指定という幟に惹かれて、青井阿蘇神社に寄った。

これは境内の母子。

この子の親父は何かをアピールしながら、近くを走り回っていた。

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楼門の前に司馬遼太郎の『街道を行く・3』文章がある。
人吉盆地が豊かな穀倉地帯であり、古代より安定した経済圏がここに存在したことを指摘している。
土木技術が発展した近世以降、広大な水田が大河の下流に開かれた。しかし、稲作技術が渡来し、最所に開かれた水田は全て、高いところの盆地にある。古代の政治権力は海辺や川辺にではなく、もっと高いところにある。乾期と雨季を必要とする稲作は、水の流入と排水をコントロールする水利を前提にしている。未発達の土木技術で水をコントロールするためには、飛鳥盆地や人吉盆地などの地形が最適だったのだろう。沼地でしょっちゅう洪水を起こす大平野が開拓されるのはすっと時代が下ってからだそうだ。

ともあれ、青井神社の楼門と拝殿と幣殿は茅葺のいかにも骨太の建築である。
桃山様式だと解説されているが、もっと素朴な印象を与える。

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人吉市役所の前に「元湯」という温泉があって、入浴料200円。
シャワーは無い。
少し熱いが、炭酸を多く含んだ透明なぬるっとしたお湯が掛け流されている。
毎日3時にお湯を落として掃除をする。
お客はほとんど地元のお年寄り。
建物も好感が持てる開放的なふつうの立ち寄り温泉です。

番台のおばさんが飲用にお湯を分けてくれました。
by yoshiaki_works | 2008-09-16 16:19 | | Comments(0)
球泉洞
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随分と久しぶりに八代から球磨川沿いをさかのぼりました。

20代の頃、建築を志す仲間たちと、槙文彦さん設計の鹿児島指宿岩崎美術館まで、バイクを連ねてこの川沿いを走ったことを思い出します。

その時にはじめてみた川向こうの木造3階建ての建物。
あれから30年以上経って、いったいまだ健在かしらと、キョロキョロしながら・・・
風のない川面にその姿を映して、静かにその建物は建っていました。

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今日の目的はその上流の球泉洞そばのバンガロー。
くまもとアートポリス設計競技。
球磨村森林組合主催の次世代木造バンガローの設計競技に当選して完成した作品です。

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設計者は藤本壮介さん。
前日に見た宮崎駿監督のポニョが恋をする少年の名前が確かフジモトソウスケ。お母さんがリサでお父さんがコウイチ。
「ポ~~ニョ。ポ~~ニョ。」とうたう3女と4女を連れて、久しぶりの建築見学です。

350角無垢の木材を使って全てをつくってしまったとっても小さな力作でした。

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大学4年と2年のふたりは「ポ~~ニョ。ポ~~ニョ。」とうたいながら、吊橋を渡って、リフトに乗って、木島靖史さん設計の球泉洞森林館のほうに行ってしまいました。

リフトとか吊橋とか耳にするだけで身体を硬くする家内を車に乗せて、村長はずっと下流まで遠回りをしました。
by yoshiaki_works | 2008-09-16 16:15 | 建築 | Comments(4)
音 言葉 サメ
わずか100年前に、マルコーニの無線とエジソンの蓄音機ができるまで、地球上で聞こえる音楽は全て生演奏だった。こんにち、生演奏はわずか1パーセントにすぎない残りの音楽は、毎日無数の言葉や映像とともに電子的に再生されたり放送で流されたりしている。

アメリカのエネルギー省は、向こう1万年にわたり、ロッキーフラッツの核廃棄物の大半が送り込まれたWIPPに人が近づくのを防ぐ法的義務を負っている。人間の言語の変化は早く、500年から600年後にはほとんど理解不能になるという問題が議論されたあげく、ともかく7ヶ国語で警告を掲示した上に図を加えることになった。

香港でフカヒレのスープは一杯100ドルもする。ハンターは胸びれと背びれを切り取ってから、まだ生きているサメを海に投げ捨てる。舵を失ったサメは海底に沈み窒息死する。・・・・・・一年間に、人間は1億匹のサメを獲りますが、サメが襲う人間はおそらく15人ほどです。フェアな戦いではありません。

「人類が消えた世界」

この本がおもしろいのは全ての記述に数字が溢れていること。
by yoshiaki_works | 2008-09-10 09:52 | 徒然 | Comments(0)
9月のお堀
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花が終わりはじめたお堀の蓮は、水面から背の高さほどに茎を伸ばして、足もとには亀や鯉や鯰がゆったりと泳いでいる。

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どこまでも青い秋空の中に網を張るクモは心地よさそう。
by yoshiaki_works | 2008-09-08 13:56 | 徒然 | Comments(0)
つつみ歯科 お祝いパーティー
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5日金曜日の宵は須恵の交差点に建つ「つつみ歯科」のリニューアルオープンお祝いパーティーでした。
薬院の素敵なレストランでの一次会と、すぐそばのバーでの2次会。

「いい舞台ができたのだから、これからは私たちがいい演技をします。」といってくれるスタッフのみなさん。

「大変だったけどいい仕事をさせてもらいました。」といってくれる工務店のみなさん。

「これからまた一緒に仕事したいですね。」といってくれる関係会社のみなさん。

満面の笑顔で喜んでくれた先生とその友人の先生方。

本当にありがとうございました。

新しくなった「つつみ歯科」がさらに多くの人に頼りにされる魅力的な診療所になりますように。
by yoshiaki_works | 2008-09-07 15:37 | 徒然 | Comments(0)