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別れと旅立ちと歓迎。
まさにその瞬間に、日本中でこの木はいっせいに花をつける。

進学して福岡に出てくるとき、親父が「なんか困ったらこれを出せ。」といって2枚の新しい葉書をくれた。
葉書は出さなかったけど、お袋に電話で「金おくれ」と無心した。

大学を卒業して大分の就職先に着いたら、故郷の大叔母から手紙が届いた。
「最初にもらった給料は、そのまま両親に送りなさい。」と書いてあった。
初給料をどうしたかもう覚えてないけど、大叔母の手紙をよく覚えている。

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今朝、三女が旅立って行った。
小さい頃から体が強くなかった娘に「無理するな。」とだけ伝えた。
by yoshiaki_works | 2009-03-30 10:17 | 徒然 | Comments(0)
小さな家
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ちょっとだけ歩く道筋を変えたら、素敵な住宅を見つけた。
築50年くらいだろうか、丁寧にデザインされた「小さな家」。

玄関下屋の低く緩い屋根は鉄板葺きで、母屋は4寸勾配の瓦葺。
下屋と母屋のプロポーションがよい。
地窓と格子のついた腰窓が段々になってアプローチから玄関へ来客を誘う。
下屋の軒天は杉板を水平方向に貼り、母屋の軒天は勾配方向に貼ってある。

この住宅がつくられた頃、私たちは18坪から24坪くらいの「小さな家」に家族4~5人暮らしていた。
お産も家に産婆さんが来て、たらいに沸かした湯を運んでいた。
こども部屋なんかなかった。
縁側の突き当りに勉強机が置いてあった。

その後公団住宅がたくさんつくられて、コンクリートの中に積層して集住するようになる。
電気洗濯機、冷蔵庫、テレビ、電気掃除機がやって来て生活が便利になる。
そして自動車とエアコンとカラーテレビ。
それから個室。

憧れのアメリカ人の生活を住宅の広さだけを除いて獲得してきた。
狭い土地と狭い家に物だけが溢れかえってしまった。

電話はどこまでも持ち運べるようになり、家族とあまり話さなくなる。
家族は目をあわさず、何倍も大きくなったテレビモニターの方向を向いている。

膨らんでしまった欲望をもう一度見つめなおして、本当に必要とする家づくりを考えたい。

人が出入りできないような小さな窓だけの住宅がヒットしているという。
たくさんの物を家に閉じ込めて、仮想空間で交信しているうちに「まち」が消えてしまった。
「まち」が補ってくれていた「心地よさ」と「安心」が私たちの足もとから消えてしまった。

心安らげる「小さな家」を考えることは、「まち」を考え直すこと。

開かれた「小さな家」がつくる「まち」を取り戻したい。
by yoshiaki_works | 2009-03-25 20:24 | 建築 | Comments(0)
3月14日
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3月14日ホワイトデーは三女の誕生日。
フランスで仕入れてきた香辛料と、友人のお母さんに教えてもらったレシピを元にラザニアをつくってくれました。
向こうでは誕生日を迎えたホストが友人達を手製の料理でもてなし、ゲストはそれぞれプレゼント持参でご馳走になるのが普通なんだって。

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おいしかったラザニアとアルザスの白ワインとスペインのチョリソー。
二女手製のスープと奥さん特製ドレッシングをかけたサラダ。

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そして四女が買ってきたアンテノールのケーキ。

三女は就職して今月末に神奈川に行きます。
by yoshiaki_works | 2009-03-18 20:38 | 徒然 | Comments(2)
熊久
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ワークスのそば、大手門に去年できたお菓子屋さん「熊久」。
平戸が本店で佐世保についで3番目の店が福岡です。

ここの牛蒡餅がおいしい。

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by yoshiaki_works | 2009-03-17 10:03 | | Comments(0)
ひよどりとすずめ
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「モヒカン」とその彼女らしいヒヨドリ。
餌がないときはこんな風になかよしなんだけど、林檎の皮を食べる時は激しいバトルを繰り返す。

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「モヒカン」が彼女を追い回している隙に、雀たちがご飯粒をついばみに下りてくる。
by yoshiaki_works | 2009-03-16 12:08 | 徒然 | Comments(0)
ひよ
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腸が弱い村長のために、毎朝奥さんは林檎を半個すってくれる。
(新婚の頃はヤクルト1本でした。)
残りの半分はガシガシとご自分の立派な歯で食べてしまいます。
村長は剥いた林檎の皮を細かく切ってテラスに撒いておきます。

すぐに飛んでくるのが、このヒヨドリの「モヒカン」。

コイツが曲者で他のヒヨドリを追っ払い、ご飯粒に寄ってくる雀を追い回す。
追い回す様は勇ましく、空から一気にテラスに飛び込んできて、空中で急ブレーキをかけて方向転換する。
窓ガラスや手摺に当たりながら、逃げる雀を追い掛け回して、偉そうに手摺の上で胸を張る。
時々誇らしげに「キエーッ!キエーッ!」と啼く。

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あんまり偉そうなので、最近は奥さんの「モヒカン」に対する評判が悪い。
向かいの軒先に暮らす雀たちはうちの身内みたいなものだから、モヒカン君少し控えなさい。

モヒカンのカメラ目線はかわいい。
by yoshiaki_works | 2009-03-10 10:21 | 徒然 | Comments(2)
注文
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1階の子供服屋さんから突然、
男の子ふたり連れたお客様が階段をトントンと上がってきました。

「子供用の箪笥探してるんですけど、既製品はなかなか好いものがなくて、
下の服屋さんが、上のワークスさんなら造ってもらえるんじゃないって・・・
木で出来てて、長いこと愛着が持てそうな家具つくっていただけます?」

後藤くんがさっそくサラサラとスケッチを描いて、
「こんな感じですか?」

「そうそうそんな感じ。子供っぽくなくていいんです。」

「わかりました。ちょうどよさそうな家具工房をあたって見積をつくりましょう。
材質で予算が変わるので、いくつかデザインを考えてみます。」

「急いでないから、ゆっくりでいいんです。」


土曜日の午後の飛び込みのお客さん。
お堀の木々も花をつけ始めました。

修理に出していたSIGMAのレンズも直ってきました。
by yoshiaki_works | 2009-03-07 17:23 | 建築 | Comments(0)
光町の住宅
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ミスターフローリングの平安さんから電話。
「南区でやってる井出健一郎さんの住宅見学会、すごくいいですよー。
こじんまりしてるけど、よく出来てるから、見とかないかんですよー。
特に床を見といてよ!」

鉄骨3階建て、背高ノッポの白い住宅が住宅街の中に象嵌されていました。
若く新鮮な感覚だけど実に丁寧な設計でした。
相良さんがやった大入の平屋の住宅と似て、思いっきりのよさとやさしさを両立させている印象を持ちました。
共によい工務店との出会いもあったようです。

30歳前後の若手建築家の活躍が楽しみです。
by yoshiaki_works | 2009-03-02 18:46 | 建築 | Comments(0)
森と紙のなかよし学校
熊本県 「豊野 森と紙のなかよし学校2009」事務局のおがたたかひろさんからの案内です。

森を歩いて、桜の木を植えて、小枝から紙をつくって、製紙工場を見学する1泊2日体験学校です。
小学生以上の親子30組を招いて、熊本県立豊野少年自然の家に宿泊して、参加費無料。

3月21日(土)、22日(日)、日本製紙八代工場が主宰しています。

WORKSではcomugicoと協働して、熊本県宇城市豊野町に、幼小中一貫校の設計競技に参加しました。ユニークな平屋の提案でしたが、残念ながら落選しました。
その豊野町でのイベント、紹介させていただきます。
by yoshiaki_works | 2009-03-02 13:43 | 徒然 | Comments(0)