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クレセント(キンマツ L2-103)
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自宅のサッシのクレセントが、軸の部分がねじ切れて壊れた.
あまり使わない窓のクレセントを外して、応急処置をしていたが、
それもしばらくして壊れた.
やっぱり同じ部分の金属疲労が原因だ.
建物の部品も40年近く経つと、こうなるのかと関心してたら、
さらに別の箇所が1カ所壊れた.

まあ開けっ放しでもいいか と放置しようとしたら、
山の神のご機嫌が悪くなった.

サッシ全体を見回してもメーカー名が書いてない.
取り付けねじのピッチと、クレセントの高さと幅を測って、
DIYショップを探したが、合うものが見つからない.
たまたま事務所を訪ねたサッシメーカーさんに写真を見せて聞いたが、
「これはうちのサッシじゃないです.40年経ってたらまあ造ってないでしょうね」
と冷たいお言葉.

万策尽きて、壊れたクレセントの把手を手に取って途方に暮れた.
よく見ると把手の裏の奥に小さく鋳込まれた記号が見える
虫眼鏡で見ると、「キンマツ L2-103」とある.
すぐさまネットで検索すると、なんとまだ製作されていて、
楽天市場で買えることが判明した.
さっそく3個注文した.
今日先方から発送したと連絡があった.
感謝!

40年経っても製作している部品を設計図書にスペックしたいものです.
by yoshiaki_works | 2013-03-26 11:28 | 建築 | Comments(0)
マンション平和
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松田和也さんがデザインしたマンション平和の一室を見学しました.
松田さんの作品を見ていつも思うのは、視点(立ち位置)を明確にして
デザインがなされていること.
既存プランでは個室になっていた部分をダイニングにして、
リビングとキッチンとダイニングの関係を変換し、
キッチンを明るく、キッチンに立ったときのシーンを豊かにしている.
そして、松田さんのかたちと色彩についての感覚が優れていると感じる.
部屋を彩るいく通りものブルーが繊細で、家具や床の木質と調和している.
心地よいインテリアでした.

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このマンション平和は、私の建築の師である柴田弘光が40年ほど前に
設計した集合住宅です.柴田さんの代表作と言ってよいと思います.
マンション平和の実施設計中に北欧旅行した柴田さんは、日本に戻ると、
進んでいたそれまでの設計を全て捨てて、一から基本設計をやり直しました.
まっすぐに貫通する中廊下に、45度に振れた住戸が空隙をもって接続しています.
中廊下は明るく、住戸のエントランスまわりは豊かな空間です.
住戸内も、扁平柱と扁平梁によって、明るい居住空間を実現し、
住棟全体も敷地の傾斜を利用して、単調ではなく変化に富んでいます.

年を経た骨太のスケルトンと更新された繊細なインフィルの幸福な結婚です.
by yoshiaki_works | 2013-03-25 15:56 | 建築 | Comments(4)
paco destination
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pacoは飯塚にあるすてきなバー.
長年の夢がかなって、訪ねることができました.

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8年ほど前につくった中川たくまさんデザインのサインがいい味になっていました.
by yoshiaki_works | 2013-03-25 11:49 | 建築 | Comments(0)
長崎 西坂
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私が6歳のときに、家族は五島を出て長崎に引っ越しました.

島の新築の家に比べると古くて粗末な長屋は、

長崎駅の向かいの坂を上がったところにあって、

風呂は坂の下の公衆浴場に階段を下りて通いました.

原爆がまちを焼き払ってから10年ほど経ってからのことです.


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その長屋があったと思われるあたりから、26聖人記念館が見えています.

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長崎の教会建築の多くを手がけた棟梁建築家鉄川与助の孫娘が

私の中学校の同級生で、鎌倉に住む彼女にメールで誘われて、

26聖人記念館で行われた「長崎の教会建築群を世界遺産に」の会に

出席させていただきました.

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武基雄の旧原爆資料館と旧長崎水族館、吉坂隆正の海星高校、

ヴォーリスの活水女学院、白井晟一の親和銀行大波止支店など、

戦後の名建築が長崎には多くあります.


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今井兼治の26聖人記念館は久しぶりに訪ねました.

それはそれはすばらしい建築です.

サイトプランからディテールまで心のこもった建築を堪能しました.
by yoshiaki_works | 2013-03-23 13:58 | まち | Comments(0)
さくら
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この一週間は、お堀の前に住んで、一年でいちばんすてきな日々.
うす桃色の満開の桜に、春の陽が映えて、窓の外はまぶしいくらいです.
by yoshiaki_works | 2013-03-23 13:40 | 徒然 | Comments(0)
ひだまり完成見学会@西区今宿
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お問い合わせはHPから

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by yoshiaki_works | 2013-03-10 13:26 | 建築 | Comments(0)
建築家槇文彦
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福岡県美しいまちづくり建築賞の授賞式と槙文彦さんの講演会に出席しました.
建築賞大賞は松山将勝さんの住宅と前田伸治さんの料亭でした.
松山さんの住宅は敷地の条件を最大限に活かして、思い切りのよいデザインと、
いつもながらの質の高いディテールでつくりあげられたみごとな住宅でした.
前田さんは初めてお話をうかがいましたが、その魅力的な語りに引き込まれました.
伝統的和風建築設計の技を極めて、木の産地やつくり手たちと数寄屋をつくり、
伝統技術をつないでいく.ほれぼれするような建築家の話でした.

授賞式の前に槇文彦さんの講演がありました.
私も若い頃に指宿の美術館や代官山ヒルサイドテラスに感銘を受け、
後年になっても、中津の風の丘斎場を機会ある毎に訪ねました.
久しぶりに聞いた、ひとつひとつ言葉を選んで話す講演は胸にいつまでも残りました.

槇さんがスライドで話してくれた言葉です.
 時と建築
 時とは記憶と経験の宝庫である.
 時は都市と建築の調停者である.
 時が建築の最終審判者である.

 空間と建築
 空間には外部と内部の差は存在しない.
 空間は機能を包容し、かつ刺激する.
 空間が人間に歓びを与える.
by yoshiaki_works | 2013-03-08 10:52 | 建築 | Comments(0)
ステンドグラス
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長崎で計画中の保育園.
園内に設える予定のステンドグラスを見にアンティークショップに.
先月は木彫の慈母観音像も見せていただきました.

またまた、多くの人のたくさんの想いがつまった保育園づくりになりそうです.
by yoshiaki_works | 2013-03-04 15:37 | 建築 | Comments(0)
切干し大根と混ぜご飯
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2月20日に飯塚市の潤野保育園でワークショップを行いました.
新園舎の建築工事のために、まもなく既存園舎の解体工事が始まります.
30年の想い出がつまった園舎にお別れをするために、
園児たちがデジタルカメラを胸に下げて、
園内のあちこちを子どもたちの目線で撮影し、
その中の大好きな一枚をみんなの前で発表しました.
有江俊哉さん(織田美術館学芸員さん)がファシリテーターで、
WORKSスタッフも子どもたちと一緒です.

長崎からは計画中の保育園の園長さんと主任保育士さんも参観してくれました.
大変盛り上がって楽しい一日でした.
新園舎完成までの一年間、このようなワークショップを続けていきます.
”うるのプロジェクト”の始まりです.

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帰りには子どもたちが育ててつくった、切り干し大根を大量にいただきました.
たくさんいただいた切り干し大根で、フミコさんが混ぜご飯をつくり、
翌週の月曜日はみんなで、カキフライとカラアゲのランチとなりました.
潤野の子どもたち、ごちそうさまでした!
by yoshiaki_works | 2013-03-01 12:13 | | Comments(0)