建築家槇文彦
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福岡県美しいまちづくり建築賞の授賞式と槙文彦さんの講演会に出席しました.
建築賞大賞は松山将勝さんの住宅と前田伸治さんの料亭でした.
松山さんの住宅は敷地の条件を最大限に活かして、思い切りのよいデザインと、
いつもながらの質の高いディテールでつくりあげられたみごとな住宅でした.
前田さんは初めてお話をうかがいましたが、その魅力的な語りに引き込まれました.
伝統的和風建築設計の技を極めて、木の産地やつくり手たちと数寄屋をつくり、
伝統技術をつないでいく.ほれぼれするような建築家の話でした.

授賞式の前に槇文彦さんの講演がありました.
私も若い頃に指宿の美術館や代官山ヒルサイドテラスに感銘を受け、
後年になっても、中津の風の丘斎場を機会ある毎に訪ねました.
久しぶりに聞いた、ひとつひとつ言葉を選んで話す講演は胸にいつまでも残りました.

槇さんがスライドで話してくれた言葉です.
 時と建築
 時とは記憶と経験の宝庫である.
 時は都市と建築の調停者である.
 時が建築の最終審判者である.

 空間と建築
 空間には外部と内部の差は存在しない.
 空間は機能を包容し、かつ刺激する.
 空間が人間に歓びを与える.
by yoshiaki_works | 2013-03-08 10:52 | 建築


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